弟子屈・美留和 / ネスト・ロッジ
温泉が湧いてるのに、
なぜエアコンに¥100万?
♨️ 温泉 50℃ 💧 井戸水 7℃
この土地には、すでに冷たさが湧いている。
それを、そのまま家に使う話。
いまの状態
熱も冷たさも、
ただ流れているだけ。
50℃
♨️ 温泉
流しっぱなし
7℃
💧 井戸水
夏でも冷たい
50℃のお湯も、7℃の井戸水も、使わず捨てている。
もったいない。
なぜエアコンが壊れたか
犯人は硫黄
銅の配管を腐らせた。
♨️ → 🧪 硫黄 → 🟫 銅が腐食 → ❌ ガス漏れ → 交換しかない(¥100万)
温泉の成分が、機器の金属を内側から食べてしまう。
だから「温泉水を機器に直接通さない」ことが、すべての鍵。
発想の転換
水は止めない。
熱だけもらう。
温泉はこれまで通り流したまま、
その熱だけを、通り道で“かすめ取る”。
湯量も使い方も変えない。横を通る熱を、ちょっと借りるだけ。
仕組み:熱交換器で“分ける”
温泉と家を、
混ぜずにつなぐ。
チタン製 熱交換器 (板1枚で隔てる) ♨️ 温泉 50℃ → いつもの浴槽・排湯へ(流したまま) きれいな循環水(閉ループ) 小さなポンプで家の中をぐるぐる 床暖・ファンコイル
温泉水は機器に入らない=硫黄で腐食しない。だから長持ち。
止めないコツ(北海道の知恵)
細く、流しっぱなし。
冬に蛇口を細く開けておくのと同じ。
温泉も井戸水もちょろちょろ流し続けるだけで——
止まらない(いつでも熱・冷たさが使える)
凍らない(出しっぱなしが一番の凍結防止)
※ 暖房をしっかり効かせたい時だけ流量を増やす。最低限の細い流れは常時。
使い方①:冬
50℃で、部屋をあたためる。
♨️ 50℃ 🔥 床暖房🌬 ファンコイル
床暖房に必要なのは40〜45℃。50℃あれば十分。
燃料代ほぼゼロで、足元からぬくもる。
使い方②:夏
7℃で、部屋をひやす。
💧 7℃ 🌬 ファンコイル冷房
7℃の井戸水は、冷房には冷たすぎるほど
同じ熱交換器の仕組みで、夏はクーラー代わりに。
外にも展開
そのお湯で、足湯も。
雪も溶かせる。
🦶 外の足湯
流れる温泉をそのまま引く。ととのいスペースの主役に
❄️ 雪を溶かす
足元やデッキに温水を回せば、冬の雪かきが減る
同じ1本の温泉から、暖房も・冷房も・足湯も・雪溶かしも。
熱を、ぜんぶ使い切る。
いちばん作りたい場所
焚き火を囲んで、足は足湯。
🔥 ベンチもお湯で温める
焚き火まわりのベンチの下に温水を通す。座ると、じんわり温かい
🦶 足元は足湯
同じお湯を足湯に引く。火と、お湯と、仲間が一つの場所に
弟子屈で、いちばん作りたい場所。火と温泉が、人を集める。
暖め方は、ふたつ同時 ①②
床から、そして空気からも。
居室 床ガラリから暖気/冷気 床下 コイル ファン 温泉 井戸水
①床下に配管を巡らせて床暖。②同時に熱交換器にファンを当てて床下の空気も各部屋へ。二段構えでムラなく。
実際にどう作るか ②
電子バルブで、微調整。
🔧 温泉側=樹脂の電動弁
PVC製だから硫黄で腐食しない。流量を電子で無段階に
🎚 二次側=比例弁(0-10V)
コイルへ送る湯量を細かく調整=温度の微調整
🧠 マイコン+温度センサ
床下がちょうどいい温度になるよう自動制御(ESP32)
🦶 足湯も出しっぱなしにしない
人が来たら出す・いなければ止める。電子バルブで自動。お湯を捨てない
「ちょろちょろ〜たっぷり」を、自動で。狙った温度に保ち、お湯も無駄にしない。
この際だから
配管も、新しくする。
どうせ床下を開けるなら、
腐食に強い樹脂(PEX)で一気に引き直す。
温泉側はチタン+樹脂。古い銅配管の不安を残さない
一度やるなら、ぜんぶ。あとから泣かない設計に。
実際にどう作るか ③
買うものリスト。
  • チタン製プレート熱交換器(温泉を隔離)¥2〜4万
  • 電動バルブ(温泉側=樹脂/二次側=比例)¥2.5〜5万
  • 循環ポンプ+膨張タンク+不凍液 ¥2〜5万
  • 床下フィンコイル+ECファン ¥4〜10万
  • ESP32+温度センサ×5+リレー ¥1万前後
合計 ¥12〜40万。エアコン¥100万より大幅に安く、冷房・足湯・融雪まで伸ばせる。
なぜこれが筋がいいか
タダの熱を、
捨てずに使う。
  • 熱源がタダ:動くのは小さなポンプの電気だけ
  • 腐食しない:チタンで分離。エアコンを壊した硫黄を回避
  • エアコン¥100万が不要になる可能性
  • サウナと相性◎:足湯・ととのいが“体験”になる
先に確かめること(正直に)
夢で終わらせない
ための6つ
  • ① 温泉の湯量と温度が安定して足りるか(風呂と取り合いにならないか)
  • ② 暖房利用が温泉の許可範囲
  • 湯の花スケール対策(分解清掃できる型+定期メンテ)
  • ④ 井戸水の(フィルタ+熱交換器で隔離)
  • ⑤ 冬の凍結対策(二次側に不凍液)
  • 初期費用 vs ¥100万(規模で見積もり)
次の一手
専門業者に、
可否と概算を。
河嶋さん経由で
「温泉熱・地中熱の専門業者」に
現地で見てもらう

エアコン交換の判断は、その答えを見てから。
♨️ 白から、組む。— 弟子屈・美留和
1 / 11
← → キー / 画面左右タップでめくる
♨️ 温泉の熱で、家をあたためる
本人の声で、紙芝居が流れます